トラック

私が今一番興味を持っている人種はなんといってもトラック運転手さん。B-BOYやギャル男に憧れていた時期もありましたがそれは卒業しました。トラッカー*1はあまりWeb日記を書かないようなので雑誌を読んだりしているんですが、知らなかったことばかりでとても面白い。私がよく読んでいるのは「カミオン」というアート系トラック、いわゆるデコトラの雑誌で、現在七ヶ月連続*2の特別付録として、全部そろえるとトランプとしても使えるトレーディングカードが付いているので是非読んでみてください。トレーディングといっても、普通はダブっていらなくなったカードを交換要員とするので、同じ号を二冊買って片方を交換用にするか、トランプとして使うのを諦めてハートの5をスペードの9と交換したりしないと駄目なので、どうすればいいのかなぁ…と思います。
カミオンがトラッカー系の雑誌だからなのかどうかわからないですが、荷物を自分で上げ下ろしできないひ弱な男はダンプ運転するしかないよね、などの発言が見られ、ダンプカーの方が大きいからダンプの方が偉いのかなぁと思っていた私にはショックでした。あと、トラッカーは工藤静香や演歌歌手が好きなのかな?と思っていたのですが、今は浜崎あゆみさんが大人気らしく、あゆ観音、というAYUが観音様に扮装したステッカーがシリーズで通販されているのですごいです。あゆ弁天というのもあります。
本当は私のもっている「トラック運転手==サイバーパンク」というイメージを伝えたいんですが、上手くいくかどうか分かりません。サイバーパンクの重要な要素の一つとして腕が機械になっちゃってたりするサイボーグ、帰属しない身体…というのがありますが、それはどうでもよいです。自分の精神状態も操作可能な環境と捉え、脳になんかいれちゃったり、ドラッグでチューニングするのが当たり前の世界が私の中のサイバー、理想未来なんですよ。今はとても不況なので運輸業界も大変労働環境が悪化しており、覚醒剤を使わないととてもやってられない労働環境なので覚醒剤が大流行している、と夕方のニュース特集でやっていました。トラック運転手>覚醒剤>サイバー。
創造性の高い活動ができるから、とか宇宙と繋がる、とかそういうサイケ、クリエイティヴ嘘とか、オシャレなカジュアルドラッグというのを突き抜けて、ただ眠くならないよう、現実の仕事と立ち向かうために覚醒剤を使っているらしい、というのが凄いサイバーな感じがしたのでトラック運転手さんに興味があります。まぁ「ヒロポン」と呼ぶとノスタルジーも混じってくるのでスチームパンクといった辺りでしょうか…。アルコールを飲んで職場の人と親しくなるのとかはサイバーな感じしないですけど、どうでしょう。

*1:トラック運転手さんのカッコいい呼び方

*2:聞いたことの無い長さです