GURPS

でもこの年表は僕が一番沢山遊んだGURPSについては余り詳しくない。GURPSは世界観とルールを完全に切り離している。だからGURPSベーシックって言う基本ルールブックには世界観は紹介されてない。GURPSベーシックにはキャラクターの作り方や、戦闘の仕方は載っているけれど、そのキャラクターがどんな世界に住んでいて、どんな武器でどんな化け物をぶちのめしているかについては触れない。だからGURPSで遊ぼうと思ったらどこかから世界を借りてくるか、一から作るかしなければならないし、魔法や超能力を規定する必要があればルールを拡張しなければならない。実際には必ずしも自分で作る必要はなくて、そういった世界観と拡張ルール、時にストーリーをもまとめたサプリメントが発売されていたから、普通はそっちも購入して遊ぶ。
僕がGURPSを遊んでいた頃に発売されていたのは、剣と魔法の世界、GURPSルナルとか、妖怪をキャラクターとして扱うGURPS妖魔夜行とか女子プロレスラーになりきって遊ばなければならないGURPSリングドリームとかってのがあった。どれも発売されると皆すぐにルールブックを買いに行って徹夜でキャラクターを作って次の日には遊んでいたんだけど、やっぱり女子プロレスラーになりきるのは難しかった。なんせ女子プロレスはおろか、プロレスだってほとんど見た事無いし。今思い出してもなぜサイバーパンクや超能力よりも先(だったと思う)に女子プロレスを出版したのかは良く分からない。あれだけはグループSNEじゃなかったしな。でもコンプRPGだかに載ってたリプレイと付録のカードゲームは凄く面白かった。

多分続く。