デジオ関連

話す速度

やるなら本気で聞きやすく面白いデジオを目指そう、と思い、話す速度について調べてみました。やはりプロであるアナウンサーを参考にするのがよいと思います。

アナウンサーの話す速度は、1960年代には1分間に約300文字。それが現在では、約400文字になった。お年寄りなどから、「もう少し、ゆっくりしゃべってくれないと、わかりにくい」という声がある。

お年寄りまでをデジオ聴取者として視野に入れるならば、400文字/分以下で話した方がよいようですが、恐らく居ないだろうと思われるのでどちらかというと速くするべきではないかと思います。
しかし頑張って早口で喋るのにも限界があり、またあまり速く喋ろうとすると噛んだり言い間違えたりが増えるので、ここは普通に録音した物をデジタルに加工すべき。本を見ながら英語の朗読CD(オーディオブック)を聞いていた時期があるのですが、子供向けのオーディオブックはとてもゆっくり話している物が多くいらいらするので、1.4倍速にして音程を落として聞いていました。MP3の再生スピードを変換するソフトはたくさんあるので、これを利用すればゆっくり喋っても短時間で聞ける夢のデジオ番組を作成することが出来ます。しかも、ある程度以上速いスピードで聞き続けると聴覚刺激で脳細胞が活性化され、楽しいだけでなく、田中孝顕さんみたくどんどん頭が良くなってしまいます(聴覚刺激で頭の回転が驚くほど速くなる(asin:4877710531)) 。頭が良くなるデジオだ!

PodCasting

podcastingは、外国のデジオみたいな物だと思います。配信方法に関する技術なので正確には違うのですが、デジオポータル(dedio.jp)ではpodcast用のRSSを配信していますので、デジオポータルに登録されているデジオpodcastingもしていると言えますかね。podcastingのpodはiPodのpodなのが悔しいです。で、HotWiredのこの記事は良い(リスナーを引きつける)ポッドキャスティング番組についても触れているのでメモ。

しかしブログと同じように、一握りの良質なポッドキャストと、大多数の質の悪い、あるいは少なくとも、できてから間もないか更新の頻度が足りないポッドキャストとの間には、リスナーを引きつけるという点において大きな隔たりがある。

ポッドキャストというメディアの出現により、リスナーを獲得するためにはまずクールでなければならないという雰囲気が生まれている。 多くのリスナーを集めるポッドキャスト『ドットネットロックス』の共同制作者、カール・フランクリン氏は「コンテンツに関しては、非常に排他的、カルト的な傾向がある」と語る。「現在人気の高い番組についても、アングラ的な雰囲気が支配的だ」 それでも、ポッドキャストの大半が技術や政治に焦点を当てているなか、それ以外の有意義な話題を取り上げる番組も数多く現れはじめた。いっぽうでは粗悪な番組も急激に増えている。

クールでなくてはならない。クールというと、AMラジオと言うよりはFMラジオ的な、Zip FM的な、キャプテン・ジョージ的なトークでしょうか。アングラ的な物が好まれる。アングラ……。排他的なのには自信がありますが、それ以外はどうも難しいようです。というか、具体的にどういう内容の番組が良く聴かれているのかさっぱりわからないので、後半で紹介されている番組をいくつか聴いてみたのですが、英語なので何を言っているのか全くわからない! 中盤で紹介されているコメディ番組では、男女が交互にゲップの真似? をしていました。これが海外のクールか……。
わかったのは、30分以上ある長い番組が多いことですかね。まず英語力を身につけるとこから始めないと流行すら追えません。ゆっくりでも文章読めればいいと思ってたんだけど、リスニングまで必要になるとは……。

NIKKEI プラス1:開局相次ぐ「デジオ

とても短い記事ですが、夫婦で仲良くデジオを収録されている写真がとてもほのぼのした雰囲気で素晴らしい。写真とは素晴らしい物だ。
これ、写真が違うとだいぶん印象が違うはずで、多分僕のところに取材が来たら暗い部屋で一人デジオを録音している男性の写真に差し変わるとともに、デジオを通して現代の病理を抉るような記事になっていたと思います。