その信頼性について

三島が死んだ年に○○歳だった、などと書いてあるのを発見した場合、即座に検索、その方の生年を割り出す、という事を良くやります。しかし皆正直に日記を書いているとは限らない。日記にはその日記書きの理想像が幾らか反映されているでしょうから、そのまま信じるわけにはいかないのです。そんな信用ならない日記の中に僕は一つの信頼すべきマークを発見しました、それが[私信]です。
私信、というのは恐らく彼/彼女のRW*1における姿を知っている人に向けて書いているという事ですから、これはかなり信用出来るのではないか。僕は[私信]カテゴリにかかれている内容は無条件に信用します。そして好都合な事に、[私信]にはちょっとわけのわからない事が書いてあっても許されるのです。事情通向けにかかれているので、一般人には意味がわからなくて当然。
この二つを組み合わせて考察すると、[私信]カテゴリとは、全く荒唐無稽な、ちょっとありえない曖昧話でも、読んだ人はそれを信用するしか無い、という恐ろしい力を持ったカテゴリである事がわかります。僕はそこに何らかの面白日記が生まれる余地はないかと考えました。要するに、架空の私信を書こうと思ったのですが、生まれつきそのようなアイデア勝負には向いていないようで、なにも面白嘘私信が思い浮かびませんでした。昔ハガキ職人になろうとして挫折し、ウケる技術を読んで挫折し、またここで三度目の挫折です。本当に30分くらいPCの前でうんうん頭を捻ったのです。でも無理でした。そういう訳ですので、誰か面白嘘私信日記にチャレンジして欲しいと思っています。
あと、最後に本当の私信を書きますが、ペケは何処にも売っていません。多分、川崎では発禁になっているんだと思います。

*1:リアルワールド、の意です!!