何故、固有名詞はあるのに固有動詞は無いのか

固有名詞とは

唯一的に存在する事物の名称を表す名詞。
地名・人名の類。⇔普通名

だそうです。

唯一的に存在する事物を表す名詞

で良いのではないか?と思ったのですが、普通名詞でも唯一的に存在する事物を表す事はできるので駄目ですね。でもそれは「唯一的に存在する事物の名称を表す名詞。」と言っても同じことだと思うので、私なら「唯一的に存在する事物を唯一的に存在する事物として表す名詞。」と書きますが、どうでしょうか。というか、「名称を」というのは必要なんでしょうか。ポインタのポインタ、みたいな感じですか。太陽は固有名詞なのか?とか。鯨は魚ではないか?とかそういうのと関係あるのかもしれません。鯨は魚類じゃない魚だと思います。よく考えると、唯一的に存在するという所から良く分かりません。唯一かどうかというのはその事物を認識している側の認識で変わってしまうように思うのです。でもその認識は名詞の中に埋め込まれていて、唯一的に認識している時に使われるのが固有名詞だという事です。
まぁ、それはどうでもよくて固有の動詞は無いのか?という事を私は疑問に思ったので考えてみました。上みたいな言い方で言うと、「(唯一的な(事物の動作))を表す動詞」という事になるかと思うんですが、確かにそういう言葉は思い当たりません。「(唯一的な(事物の動作))を表す名詞」なら思い当たります。カズフェイントとかです。これは元サッカー日本代表三浦選手に独特の、ユーモラスなフェイント動作を指す言葉ですが、多分全く同じ動きを他の選手がしてもそれはカズフェイントではないので、これは三浦選手固有の動作であります。
しかし、ここで疑問に思うのはカズは生涯に数え切れないのほどのカズフェイントを行っているので、実は唯一ではないのではないか?という事ですよ!!ドーハの悲劇後半30分のカズフェイント、と言えば唯一の動作が表せる。
つまりもしも固有動詞というものがあるとしても、その動詞が指す事のできる動作は動作を表すのみならずその動作が行われた時間や状況も全て特定してしまうので、一つの用言として存在する意味がほとんど無く、だから固有動詞は存在しないのではないかと思いました。
かなりの回数唯一と打ち込んだのですが、ほぼ毎回「ゆういつ」とミスタイプしてしまうので、IMEにゆういつで登録しました。