オタ芸について(4) / メンバーの見解について(1)
Google Mapで"神奈川県民ホール"を検索すると藤沢駅周辺が表示される。私は今日神奈川県民ホールで開催される松浦亜弥さんのコンサートに行きたかったのに、藤沢駅周辺にあったのは藤沢市役所であり、神奈川県民ホールではなかった。藤沢駅周辺を30分ほどうろうろしましたが、どこでもコンサートはやっていなかった。実際には、神奈川県民ホールは、横浜の関内駅近くにある。これでは、何人に道を聞いても教えてくれないわけだ。当日券発売、開演の二時間前にあわせて家を出ていたのでなんとか間に合いましたが、googleを信用しすぎてはいけない、と思いました。
今日は当日券で入ったので三階席だったんですが、まぁ、神奈川県民ホールでも三階席というのは一番最後に売られる場所なので僕の席一列後ろからが空席であり、そこにはオタ芸大好きな人たちが逆ドリームしてきていました。元気にオタ芸をされていた。断っておくと、私は別にオタ芸が嫌いではない。目の前でやっているのでステージが見えない、とか、足を踏まれまくる、でなければ特に気にならないし、面白いと思っている。で、三階席は大いに盛り上がっていたわけですが、それはステージ上からもよく見えていたらしく、カントリー娘。の里田まいさんがMCで「今日、三階席見ながら入ってきたんですが、みんなこう(といってロマンスの真似)やってて、元気だなぁ、って」などといっていまして、三階席は「あぁ、やっぱみえてるンだなぁ……」などと騒然。そう、オタ芸はもちろんステージからもよく見えているので、ハロプロのメンバー達はオタ芸をどう思っているのか、というのは重要な問題です。僕が知っている限りでは、オタ芸に対して直接的な批判のコメントをした人はいない。今日の里田さんも微苦笑混じりの肯定的評価、といったあたりで、まぁファンのすることを直接悪く言ったりはしないだろう、というのを差し引いても、嫌悪している、という感じはない。それがまた、オタ芸を打つファンとオタ芸を嫌悪するファンの溝を大きくしている。
この辺の問題は多分、キッズファンの方がより深刻な問題になっていて、じゃあ、キッズの人たちはオタ芸についてどう思っているのか。Berryz工房のメンバーは、僕が知る限りで今年に入って二回オタ芸についてラジオでコメントしている。
一回目は、3/7の起立礼着席。
- ハガキ
- そこで質問なんですが、ステージにいるベリーズの皆さんから見て、一番嬉しいなぁ、テンションが上がるなぁっていう、お客さんの行動はなんですか?
- 須藤
- んーあー、あのねぇ、まぁはねぇ、なんかさぁ、こうさぁ、おーい、おおい、おい、ってやるときあるじゃん
- 徳永
- あーあー、りーさこ、おい! りーさこ、おい!
- 須藤
- そうそう、そういうのが、なんか、好き、面白い
- 徳永
- あーこうなんか見ててパワーを感じるよね
- 須藤
- そうそう、一緒に飛ぶのが好き。トゥーントゥトゥ、オイ! って
- 徳永
- あと、なんか千奈美はぁ、安心感とかって熊井ちゃんが一人で歌ったりとかって言うときに、ペンライトが一斉に熊井ちゃんの方に行くじゃん。もうその感じが好き
- 須藤
- 蝉とかね、あの
- 熊井
- 周りが暗くなったときに、みんな、なに? 一緒の動きしてんだよね、ペンライトで
- 徳永
- いち、に、さん、しぃ……まぁ、こんな感じでね。梨沙子は?
- 菅谷
- 私はぁ、なんかぁ、えと、回ってぇ、跳ぶ? 回って、跳んで、跳びながら、拍手? ってやる奴。あれがぁ、すごい盛り上がってるのかな、とかって思ったりする
- 須藤
- ん、あぁ、ちぃは?
- 徳永
- ちなみ? だから、いちばんすきなのは、ゆっくりこう、いちってやる
- 須藤
- あ、あれ、他のはなかったっけ
- 徳永
- 後は鉄砲の、あはは、なんて言うの?
- 徳永
- 熊井ちゃんとは一緒のこと思ってるよね、親指を立てて、あ、ナイスグーに指を一本ポチョッと出して
(この辺は熊井さんが興奮しているため思い切りかぶりながら喋る)
- 熊井・徳永
- 人差し指を立ててぇそれを両手でたてて鉄砲みたいな形で、右・左・右・右ってやったりとかね
- 須藤
- あー
- 徳永
- すごいね、面白いなって思う。すごい、なんか、すごい、こう来てくれたお客さんの元気を見られるって感じ。ステージ上から見てすごい嬉しい。
- 熊井
- ってかあれ、ほんとねぇ、すごい嬉しいって思ったことがあんのね、あのぉ、まるごとのDVDでぇ、最後ハローのテーマが流れんの、エンディングみたいに
- 徳永
- はぁぁぁ!!(驚)
- 熊井
- その時みんな回ったりとか、踊ってくれてんの。もぉ最後まで。コンサートが終わっても! ずっと踊ってくれてて、すごいな、嬉しいなって
- 須藤
- あー嬉しいよね
- 徳永
- ステージ上から見たら、すんごいこうペンライトとかさぁ、すごい色々カンペとか出してくれて、で色々すごい個性豊かな人がいて面白いよね
- 須藤
- 個性豊か……(笑)
最後の個性豊か、は徳永さんの最大限の配慮、でしょうか。ここだけ見ると、オタ芸をとても好意的に評価しているわけですよ。須藤さんはちょっとひいた感じがしますが、他の三人は本当に嬉しいと思っている印象。マワリとロマンスについて話しているんですが、確かにもの凄い勢いで跳ねながら回っているの人を見たら盛り上がっていると解釈するしかないわけで、まぁ、世界のどこに盛り上がると跳びながら回転する文化があんのか、という気はしますけど、みんなが盛り上がっている == パワーを一杯貰った、みたいなのはハロプロの皆さんがよく使われるロジックで、こうなるのかなぁ、と思います。個人的には、MCではみんなが云々より、自分が楽しかったです、というコメントの方が好きですが、僕の好みを言っても仕方ない。
二回目は、3/28のRADIO BERRY公開生放送。
- ラジオパーソナリティの方
- 雅ちゃんは何かやりたいこと?
- 夏焼
- 私は、コンサートとかでよく先輩達とかがやってるんですけど、えっと、下から上にバンてャンプする、なんて言うのあれ
- 嗣永
- なんとかジャンプ
- ファン
- 推しジャンプ!(他のファン:違う……)
- 夏焼
- わかんないですけど、じゃあ推しジャンプです。
- ファン
- (歓声)
- 夏焼
- を、やってみたいです
これ、聞き直すまでずっと夏焼さんは本当に推しジャンプがしたいんだと思っていたけど聞き直したら違った。何のことを話しているんだろう、これは。