「脳力増強の科学」日経サイエンス 2003/12

ラヴ・ビューティー・UNIX PRESS

特集が「脳力増強の科学」で、私が興味を持ったのは「頭の良くなる薬を作る」…。頭良くなりたい。「頭の良くなる薬を作る」を含めて10個ほどの記事で構成されていて、他の記事では脳を電磁刺激してうつを和らげたり認知機能を高める技術についてとか、脳を画像化するfMRI装置とかのってておもしろ。でも1400円は高すぎる!!
米国の高校生、大学生はモダフィニルとリタリンを学習補助薬として使ってるそうで、米国はやはりアメリカンドリームな国だなぁ。モダフィニルの効果はカフェインとたいして変わらないという話も載ってるんですが、カフェインの錠剤を飲むとなんか手が臭くなるのでモダフィニルって一回試してみたいものです。個人輸入もできるみたい。
知り合いが何人かリタリンを止める時に苦労していたのでリタリンを常用するのはあまり良くないのかな?と思うんですが、そもそも処方されないと駄目なので考える必要が無いです。
脳を強化する技術には倫理的な問題という側面もあるそうで、いくつかの記事でその点に触れているし、「脳の改良は許されるか」という記事は倫理面のみ扱ってます。病気を治すわけではなく、健康?な人間を強化するために薬を使う事ってそれだけで倫理的な問題を引き起こすんですかね。生活改善薬、という呼び方をするようですが。でも、バイアグラが大ヒットした事で状況が変わったそうで、凄い期待してます。頑張って。